頑張って節約してるのにお金が貯まらない。
食費も抑えているし、これ以上削るところがないよ。
「節約」というと、食費や交際費などの「変動費」に目が行きがちですが、「固定費」を削減した方が効果は抜群です。
例えば、月3,000円かかっていた映画見放題のサブスクを解約すると、年間で36,000円の節約になります。
一度減らしてしまえば無理なく節約の効果が続くのもメリットです。
そこで今回は特に効果的な固定費の削減についてみていきます。
見直すべき固定費3選
まず見直すべき固定費は下記の3つです。
まずここから始めよう
- 保険
- サブスク
- 通信費
それでは順に見ていきます。
保険
保険は大きく分けて「生命保険」「火災保険」「自動車保険」の3つがあります。
無理に全部しなくてOK!1つずつでも良いから見直していこう!
生命保険
1つ目は生命保険です。
まず、生命保険の大前提として、私たちは社会保険料(健康保険料、厚生年金保険料)もしくは国民健康保険に加入しています。
自己負担3割で医療を受けられる、1番利用頻度の高い保険だと思います。
この保険にも私たちは自分でお金を払っているということを決して忘れないでください。
ですので、あくまで民間の保険は公的保険で足りない部分を賄うためにあります。
また、日本には「高額医療費制度」というものもあります。
これは、いくら高額の治療費がかかっても支払う医療費には上限が設けられている制度です。
このような制度があることを知って、保険選びをするだけで余分なお金を払わなくて済みますよ。
それでも足りない部分を民間の保険で補いましょう。
さて、そのことを踏まえて生命保険の見直しについて見ていきましょう。
保険の見直しタイミングは大体7回あると言われています。
保険を見直すタイミング
①就職した時
②結婚した時
③子供が生まれた時
④住宅を購入した時
⑤子供が独立した後
⑥自営業いなった時
もちろん、自分で見直しても良いですが、プロに相談してみるのもおすすめです。
どこに相談すれば良いのか分からないという方は「みんなの生命保険アドバイザー」がおすすめ。
在籍のFPさんが3,000名程いて、「保険」だけではないお金の管理を教えてくれます。
・お金の貯め方、増やし方について総合的に話が聞きたい
・iDeCoやNISAについて教えてほしい
このような悩みにも解決してくれます。
私は結婚のタイミングで保険の見直しをお願いしました。
火災保険
2つ目は、火災保険です。
住宅を持たれている方限定になりますが、火災保険はネット型がおすすめです。
だいたい5,000円くらい安くなります。
保険の内容にどの会社もそう大差はないので、一括見積のサイトで一気に比較するのが時間を短くするためにはおすすめです。
ですが、電話やメールが来ます。
何度か出られない時が続くとかかって来なくなりましたが、それでも営業メールや電話が嫌という方は避けた方が良いかもしれません。
サイトも見やすく、簡単に数社を比較することができます。
自動車保険
自動車を保有している場合は自動車保険も見直しましょう。
特に、買った時のままディーラーで保険を契約している方は要注意です。
ディーラー経由だと変更手続きや何かあった時のサポートがしやすいというメリットはありますが、費用はやはり高くなります。
そして、自動車保険を使うという場面は早々ありません。
なら、こちらもネット型が安くておすすめ。
私も一括見積で切り替えてから年間12,000円ほど安くなりました。
見積を依頼する際には車検証などいくつかの書類が必要になるので手元に準備してから一括見積を始めましょう。
【必要な書類】
・車検証
・保険証券
※こちらもメールや電話がかかってくることがあります。
使っていないサブスクは解約
・使っていない
・解約の仕方が分からない
・解約金が発生する
・使ってはいるけど、使用頻度は低い
このようなサブスクは今すぐに解約しましょう。
「初月無料」で始め、いずれは解約するつもりだったサブスクをもう何年も続けているというのはよく聞く話です。
例え1,000円のサブスクでも1年ほったらかすと12,000円もかかってしまいます。
12,000円あれば美味しいものを食べに行けるよ!
格安SIMへ変更
ドコモ、softbank、auの大手キャリアと契約している方は格安SIMに乗り換えると毎月の通信費をかなり抑えることができます。
通信環境もさほど変わらず、月1万円近くの節約になれば、年間でなんと12万円。
一見複雑そうな乗り換え手続きですが、私も実際に換えてみて、その手軽さに驚きました。
ワイモバイルやUQmobileなど、ショッピングセンターにも入っていることも多いので、まずはお買い物のついでにでも見積もりを貰いに行ってみると良いかもしれません。
最後に
固定費の削減は行動するまでが面倒です。
ですが、動いてしまえばその効果は永遠に続きます。
動くなら1日でも早い方が良い。そのことを頭に入れて、ぜひ固定費を削減してみてください。